英会話は、暗記ではない!
と思っている人がたくさんいますが、暗記はとても大事な勉強の一つです。
私も、昔、NHKラジオ英会話の会話文をたくさん覚えました。
覚える、と言っても、うんうんうなりながら思い出しながら覚えたわけではありません。
その日に聞いた会話文、(多分5,6行の短い会話文でした)を、
ラジオで聞いたときの場面を思い浮かべながら、まずは、何度も何度も音読するのです。
そう、歌の練習とよく似ていたと思います。
覚える目的、というよりは、言っているときに感情がこみ上げてくるくらい感情を込めて、
スラスラ読めるようにするということです。
それは暗記目的というよりは、流れるように読む練習と言ったほうがよいかもしれません。
10回も20回も言葉にして初めて、そのフレーズは「意味」と「言葉」が一致するのです。
そうなると、覚えることはそんなに難しくなくなります。
「知っている」だけの英語をどんなに増やしても、英語は話せるようにはなりません。
心を入れた暗記を積み上げているうちに、だんだんと応用ができるようになってきます。
そして、スラスラ言える表現も増えていくのです。
毎回毎回、英語を頭で組み立てている人は、結局、スラスラ言える言葉が少ないので、
上達しません。
心を入れた暗記、を、是非実践してみてください!