英会話の正しい勉強法 その17 英語の流し聞きって役にたつの?
時間のないビジネスパーソンの生徒さん。
それでもなんとかTOEICの点数を上げたいと、毎日通勤時間に英語を聞いているそうです。
でも、途中で寝てしまったり、仕事のことを考えたりしてしまう。
「これでも役にたつのでしょうか?」
そんなことをよく聞かれます。
答えは「イエス」であり、また「ノー」でもあります。
まず、悪いニュースとしては、何かのテレビ番組でやっていたのの受け売りですが、
ちゃんと聞いていないものは、真剣に聞く勉強と比べて、リスニング力アップにほとんど貢献しません。
ただ、全く聞いていないのと比べて、どこかでちゃんと聞いている瞬間瞬間が必ずあるはずですよね。
その積み重ねの分だけは、蓄積されていくわけですから、全く役にたたないわけではない、
という程度なのだそうです。
まあ、それでも、耳にイヤフォンをあてることさえなく、通勤している人に比べて、
英語に触れる時間があるだけで、必ず役にたっているとは思います。
で、朗報はといえば、「脳」オタク?の私が何かで読んだ情報によると、
脳のどこかに入ってきた情報は、どんなものもすべて、必ずインプットされていて、
ふとした瞬間やきっかけに、ちゃんと顕在意識上に出てくるものだのだそうです。
よく多重人格の方が、自分を外国人だと信じた場合、その人格が出てくるときに、
突然本当の自分は習ったこともない言語がペラペラしゃべれたりすることがあるそうですが、
それは、正常なときの自分が映画やテレビで一度仕入れただけの言語が、
脳みそのどこかに入っていて、それが突然出てくるからなのだそうです。
一度でも聞けば、必ず自分の中に入る、というのはどうも本当のようです。
そう考えれば、ちゃんと聞いていないリスニングでも役にたつことは間違いない!
しかし、その記憶がちゃんと出てこないと、何にもなりませんね。
試験のとき出てきてくれるなら最高ですが、
多重人格ででもない限り、記憶の深~いところに入っていったうる覚えの記憶は、
なかなか顕在意識に上ってくることはない、とは思います。
あれっ、これはまた悪いニュースか?
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